入社式が滞りなく終了し、新入社員一同が足早に向かったのは盛岡駅です!一関・平泉研修に向かうため新幹線で移動しました。
たくさん研修してもらいたいため、盛岡が誇るぴょんぴょん舎の特製お弁当を手配し新幹線車内でいただきました。
岩手県産のお肉をふんだんに使用していただき、柔らかくて美味しいと声があがっておりました。また、車内では改めて自己紹介や入社式の感想など聞かれる場面がありました。
一ノ関駅に着くと、今回お世話になる一関・平泉タクシー様が東口で待機してくれていました。
向かう先は一関市の隣にある、世界文化遺産に登録されている「平泉」です。
この世界文化遺産「平泉」の構成資産には、奥州藤原氏の栄華を現した国宝「中尊寺金色堂」や特別名勝「毛越寺庭園」のほか、特別史跡「中尊寺境内」、特別史跡「毛越寺境内附鎮守社跡」などがあり年中観光客で賑わっています。
平泉に到着し、2024年に金色堂建立900年を迎えた中尊寺に足を踏み入れます。
坂を登った所にも駐車場があり簡単に金色堂まで行けるのですが、この研修の意図についてしっかり考察しながら歩いてもらうため、一番下の入口からスタートしました。
松尾芭蕉も歩いたと言われる急勾配で長い坂を登っていき、時折、説明や会話をしながら登り進めていきます。
息を切らせながらも、ようやく金色堂があるお堂までたどり着きました。
お堂までの道中に、「五月雨の 降り残してや 光堂」と金色堂を詠んだ松尾芭蕉の銅像がありました。
堂内は写真を撮影する事ができませんでしたが、内外に押された金箔と、夜光貝が使われた螺鈿細工や宝石たちによって飾られた須弥壇とその下に今も眠る藤原四代の独特な空気感に圧倒されながらも、藤原氏初代清衡が平和や極楽浄土を願って建てた想いについて、皆さん考えているようでした。
撮影OKな場所で集合写真
語り部ドライバーの千葉様から歴史について真剣な眼差しで聞き入る新入社員一同。
少しでも知識を入れたい様子が伝わってきました。
中尊寺を後にし、藤原氏二代基衡が造営した寺院で極楽浄土を地上に再現した庭園と伝えられる、毛越寺に場所を移しました。
毛越寺の東端は金鶏山の山頂から、南へ延長した線と合致していることから毛越寺は金鶏山の位置と緻密に設計された事が有名です。
本堂に向かう中、光が差し込み我々を歓迎しているような風景となりました。
毛越寺の浄土庭園は、仏堂と池とが一体となり作られたもので、広々とした苑地美観が展開されています。
本日最後の研修場所、達谷窟毘沙門堂に移動します。
ここは坂上田村麻呂が征夷の記念に毘沙門天を祀った岩窟です。京都の清水寺をイメージしたこのお堂は、岩にめり込んでいるかのような形になっており、皆さん圧倒されていました。
3時間があっという間に経ち、宿泊場所へ着きました。
館内で宿泊についてご説明いただいてから、夕食までの間各自部屋で荷物の整理など行いました。
特にお部屋が大変綺麗で、一人で使用させていただくのがもったいないほどでした。
入社式の疲れも吹き飛んだのではないでしょうか?


夕食の時間となり、全員会場に集合しE支社長のご挨拶で夕食スタートです。
皆さんに好きな飲み物を選んでもらい、中にはお酒の注ぎ方をレクチャーされる人もおりました。
入社式の様子を振り返ったり、一関・平泉研修で感じた奥州藤原氏の想いなど皆さん様々な意見や感想が飛び交い聞きごたえがありました。
お料理は、とても美味しい創作料理をいただきました。皆さん美味しいと大変好評でした!
大変内容の濃い一関・平泉研修でした。新入社員皆さんの目には、奥州・平泉はどのように映ったでしょうか。
この研修で得た経験が、今後のイーストライズでの社会人生活で何かのヒントになると幸いです。
中尊寺金色堂で参加者全員による記念写真